クローンとか人工授精などについて
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今朝、人工授精についてのニュースをちらっと見ました。
日本では、特に近年女性の社会進出・キャリアアップがポジティブに捉えられる一方で、晩婚化や少子化などの問題も顕在化してきているのはよく耳にすることだと思います。
今朝のニュースの人工授精の件で、ふと「既婚者の男性から提供された精子で人工授精をし、妊娠した」という場合、不貞行為に当たるのかという疑問が湧きました。
たしかに、家庭を持つ男性(夫)が別の女性と不倫関係になり妊娠させた場合は、間違いなく不貞行為に当たると思います。
色々と調べていると、過去に上記のような人工授精の件で訴訟になった案件があったことを発見しました。
結論から言うと、不貞行為と同様の「不法行為」として処理されたようです。
「婚姻共同生活の平和を維持する権利」を侵害するものとして適応されたとのことですが、ここでまた1つ疑問が。
その男性から提供された精子が、既婚者である妻との婚姻前に提供されたものであり、精子バンクなどで保管された後に、別の女性の人工授精に使用された場合などです。
いまいちどういう点で、婚姻生活を害しているのか感覚的にわからない点も多いのですが、科学や医療の発達で、こうした事例は今後も多く発生してくると思います。
クローンなどの人権問題なども世界で騒がれていますが、純粋な自然の摂理に反する科学の力で誕生した命や存在に対する向き合い方は、これからの文明への重要な課題だと思います。
今朝はそんなことを考えたりしてました。
ではまた。