別れの季節がやってきましたね。
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3月になりましたね。
僕は3月が少し苦手です。
小学生の時は近くの公立の小学校に言っていたのですが、中高大は受験をして、仲が良かった友人とは学校が異なると卒業の度に疎遠になってしまっていました。
小学校の時の卒業式が一番泣きましたね(笑)今でもよく覚えてます。
そのため、今月で大学を卒業するということもありまた沸々と寂しさがこみ上げてきています。
さてさて。
昨日は日本アカデミー賞授賞式がありましたね。
最近テレビを観ることがからっきし無くなっていた僕でしたが、不意にテレビをつけるとちょうど授賞式をやっていたのでぼんやりと眺めていました。
その中で一番印象的だったのが、最優秀助演女優賞を受賞された、昨年9月に亡くなられた樹木希林さんの娘さんのスピーチ。
「日日是好日」や「万引き家族」で圧倒的な存在感をもって演じられていたことがとても印象的でした。
そんな希林さんの娘さんが授賞式の際に代読にて語られた樹木希林さんが大切にされていた言葉。
「時が来たら誇りを持って脇へどけ」
僕としてはこの言葉を娘さんのスピーチにて聞いた時、言葉では言い表せないような感情になりました。
昭和・平成を代表する大女優であったことは間違いない希林さん。
しかし希林さんの紡ぐ言葉の数々には、決して慢心のない謙虚な、凛とされた女性の、また人としての姿をいつも感じていました。
それだけに、退く時も潔くと言いますか、娘さんの言葉がスッと僕の中に入ってきて涙が溢れそうになった昨夜の授賞式。
今年は暖冬の影響で例年よりも早く桜が咲く予報が出ていますね。
別れを惜しみながらも、心機一転して迎える平成最後の春にしたいなと思います。
ではでは。