夕立に笑われて

日頃の気づきをつらつらと。

「地方学生あるある」をつらつらと。

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僕は愛媛の大学に通う現役の大学生です。

 

今は4年生ですが、1年間アメリカで働いていたので大学生活は5年目になります。

残りの半期間は卒論だけなので、頑張って卒業したいと思っています。

 

アメリカではこんなことしていました⇩

www.iyonorevolutionist.com

 

 

さてさて。

僕は生まれも育ちも愛媛県で、学校も小中高大すべて愛媛県の学校です。

 

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いわゆる、関東や関西の都市圏の人からみたら、「田舎者」という部類に入るかもしれません。

 

 

そんな僕ですが、高校までは仲のいいクラスメイトと毎日わいわいやっていて、特に愛媛県人であることに違和感や、特別な感情を持ったことは1度もなかったのですが、大学生になって、いろいろと愛媛県民であることや、地方学生であることを自覚させられる瞬間が多いなぁと思うようになりました。

 

 

特に強く感じる瞬間が多かったのが、関東や関西で開催されるインターンシップに参加するときでした。

愛媛県民のみならず、県外でのインターンシップを経験したことのある他の地方学生の方も "わかるわ~" って思う瞬間があったと思います)

 

 

まず自己紹介の瞬間。

例えば、6人グループとかでチームを組まされるときに、早速悩ましい瞬間が。

 

僕以外の5名は、基本関東関西の有名大学の皆さんであることも多く、「え、◯◯大学なの?!学部どこ?ってか◇◇ちゃんとか知ってる?」とか「え、△△大学ってことは、※インカレで一回交流したことあるよね!」など、テーブルは早速合コン並みの盛り上がりを見せてきます。

 

※「インカレ」とは、関東や関西?である他大学のサークル同士で交流したりすること?みたいです。

 

そこで僕が「愛媛から来ました」とぶち込みます。

テーブルは「えひ…め?」と、珍しいものを見るかのような視線が降り注ぎます。

 

 

当然そういった学生さんは、愛媛のことなどほとんど知ることもなく、頑張っても「愛媛ってみかんのとろだよね!」という感じで終わってしまいます。

悲しい瞬間です。

 

 

ひどいときには、高学歴でさぞ優秀なのであろう有名大学の学生さんから、無視されるなんてこともありました。(笑)

おなじような経験をしたことのある地方学生の皆さんも、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんね。学歴社会怖いです。

 

 

チームでニックネームをそれぞれが決めるとき、「えひめ」っていうニックネームにされたこともありました。

香川の友人は、「うどん」っていうニックネームにされたこともあったみたいです。

いや、雑過ぎん?w

 

 

そして、そういう都市圏でのインターンシップや就活に参加するときの交通費といったら、目玉が飛び出そうなくらいお金がかかります。

 

※ちなみに四国の学生は、平均でこれくらい就活にお金がかかると言われています⇩

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就職活動では、都心部の大学では毎日開催されているような企業の説明会が、地方では月に1回開催されるかどうかということもざらにあります。

まあ、企業としても費用対効果を考えれば致し方ない気もしますが、地方学生は「情報」の面でも、「カネ」に負けないくらい劣っています。

 

 

結局は考え方と、自分次第ですが(笑)

 

 

それでも、僕は地方の学生こそ、バイタリティにあふれて人情味にある人が多い気もしています。

 

 

東京や大阪に出向いた際に、必ず満員電車に辟易としてしまうのは、シンプルに人が多すぎるのと乗車率以上にどこか心に窮屈さを感じてしまうからです。

 

地元では、15分に一本くらいの感覚で2両編成程度の電車がやってきて、基本皆ゆったりと座ることができます。

世間話をするおばさま方がいらっしゃったり、新聞を広げるおじいちゃんがいたり。

 

 

地元では当たり前の風景やゆったりと流れる時間、人間のやさしさに育てられた僕は、「東京の人はどうしてみんなあんなに急いでいるの?」という疑問に東京に行くたびに襲われます。

 

「みんな競歩の選手なの?」っていうくらい歩くの早くないですか?

あと歩きスマホで僕にぶつかってきて、怒ったような顔するのもやめてください。怖いです。

 

 

まあいろいろと書きましたが。

それでも日本が海外からとっても人気で、観光が盛んになったのも、そうした都市圏のプロモーションが先駆けとなっていることも否めません。

 

 

僕はいろんな意味で、東京や大阪は「おっきな」街だと思います。

 

 

これから社会人になっていくことを考えると、大好きな地元にずっといれるとは限りませんし、懐を広くして成長できればなと思ったり。

 

 

でもやっぱり、あんな競歩選手みたいな時間に追われる生活は嫌です(笑)

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