夕立に笑われて

日頃の気づきをつらつらと。

地方学生と都会の学生の違いって、何だろう。

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僕は、今地方の大学に通う4年生です。

一通り就活も終わり、今は都内と地元を行ったり来たりしながら生活しています。

 

 

ところで突然ですが、

 

・地方の学生さんは、どうして「今の大学」を選びましたか?

 

 

「地元が好きだから」

「地方での生活に憧れて」

 

 

って言うポジティブな選択をした人もいれば、

 

 

「大学受験に失敗した」

「都会での生活にはお金がかかるから断念した」

 

 

などの、ひょっとしたらネガティブな進学だった人もいるかもしれませんね。

 

 

・反対に、都会の学生さんはどうして「都会の生活」を選択しましたか?

 

 

「都会での華やかな学生生活に憧れて」

難関大学に合格するために必死で勉強したから」

 

 

って言う人もいれば、

 

 

「なんとなく、小さい時からずっと都会で生活してきたから」

「大学が都内にたくさんあるから、選択した一つがそのエリアだった」

 

 

って言う人もいるかもしれません。

 

 

 

僕は、どちらかというと都会に憧れて、夢敗れて地方の大学に進学した人間でした。

当時はすごく悔しかったことを覚えています。

 

 

でも今回は、ぶっちゃけそのことはどうでもよくて。

 

 

 

皆さんは、地方学生と都会の学生の違いってなんだと思いますか?

「都会 地方 どっち」の画像検索結果

 

 

漠然とした問いなので、解は無限にあると思うんですけど、

今回は「変えたい未来」という点について書いてみようかなと思ってます。

 

 

僕が都内と地元を毎週往復するようになって、2ヶ月強が過ぎました。

 

 

改めて実感しましたが、東京はホントになんでもあります。

 

人も、情報も、金も、アクセスも、おしゃれなお店も。

 

生活をしていて、「欲しいものが比較的すぐに手に入る」という点では困ることはあまりありません。

 

 

ふらっとカフェに入れば、おしゃれな女学生や社会人の女性が楽しそうにおしゃべりをしています。

外に出れば、平日休日を問わずサラリーマンがピシッとスーツを着こなして仕事をしていたり、イケイケのお兄ちゃんがいたりします。

 

 

きっと、普段から都内で生活をしている人にとっては何気無い光景かもしれませんが、22年間ずっと地方で育ってきた僕にとっては、2ヶ月すぎた今でも驚きの連続です。

 

 

早朝に電車に乗ろうもろなら、駅員さんに押し込められ、みんなすし詰め状態で乗車率は軽く200%超えてるだろって思う時もあります。

昼頃に乗っても、座ることは容易ではありません。

 

 

地方を一括りにできませんが、僕の育ったところでは早朝に電車に乗っても基本座れます。周りの目を気にせず新聞だって広げることができます。

路線バスも、数分おきにやってくる都会に比べて、僕の住んでる地方は数十分に1本だったり、中には1日に3本しかこない路線も存在しています。

 

 

もちろん地元にも、おしゃれな女性やビシッと決めたサラリーマンはたくさんいます。

でも特別、都会みたいに意識して見たことはありません。

 

 

 

僕は都内に出てくるようになってから2ヶ月間、この異なる環境で生活している学生とそれぞれたくさん会ってみて、「未来を変える視点」に大きな違いがあるのかもしれないということをぼんやりと感じています。

 

 

 

「社会を変えたいか」、

「地方を変えたいか」。

 

 

ざっくりいうと、この視点です。

極論チックな要素をはらむので、あくまで僕の一個人の意見として、読んでもらえると幸いです。

後半のために、社会>地方という構図で書きます。

 

いうまでもなく、前者が都会、後者が地方の視点です。

 

 

よく、

「関東には優秀な学生が多い」とか「学生起業家が関東・関西にはたくさんいる」とか聞きますよね。

 

反対に、

「地方の優秀な学生とはどうすれば会えるのか」、「地方の学生の実態がわからない」とか言われたりもしますよね。

 

 

 

僕は純粋に母数の違いもあると思うんですけど、一番は「コミュニティ」の差かなって思います。

 

 

先に言いますが地方にも、優秀な学生や起業家はめっちゃいます。

でもどうして、都会の企業の人はそういった学生にリーチすることが難しいのか。

 

 

それは、都会の企業の多くが「社会を革新する」ためのサービスや物を作っているからだと思います。

 

 

都会は、東京は、僕ら地方の人間からみると引くくらい便利です。

「都会 イメージ」の画像検索結果

 

それでもなお、既存の利便性の更なる追求を求めて、テクノロジーやITを駆使して様々なサービスが誕生しています。

それを生成するための、学生コミュニティや起業家コミュニテイが多数存在します。

その問題意識を持った企業と学生は、情報の点で素早くマッチングが起こります。

 

 

では、地方の場合はどうか。
いわゆる優秀な学生と呼べれる人たちは、何をやって、何に課題を抱えているのか?

 

 

それは、「今住んでいるこの場所をもっと住みやすくしたい」とか「この地方の特産品を生かしたサービスを全国に届けたい」などの、その地元からの視点です。

この視点は、全く同じ課題・価値観を抱えた人が多数存在するというものではありません。

 

だからこそ、大きなコミュニティではなく個人プレイヤーや少数のグループプレイヤーが存在し、コミュニティが分散しやすいです。

「地方 イメージ」の画像検索結果

 

 

僕は、地方の学生が出る杭は打たれる状態に陥ってしまうのは、こうした背景も大きな要因だと思っています。

反対に、都内の学生は母数もさることながら、多数存在するコミュニティの中で温度感を高く保ちながら自分たちを磨きあっている環境があります。

 

 

僕は、都会に出てきて、前者の「社会を変えたい」という学生とたくさん会いました。

今のままでも僕からしたら十分便利なのに、よくそんな革新的なアイデアを思いつくなと思った瞬間も何度もありました。

 

 

 

両者の晒されている環境は、お世辞にも同じとは言えません。

でもだからと言って、僕はどちらが優れているとか、優劣をつけれるものでもないと思っています。

 

 

最善だと思うソリューションをそれぞれが追い求め、結果として100万人の負を解決するためのサービスになるのか、たった50人の負を解決するものとなるのか。

たとえ目先の「数字」だけは異なれど、僕がこんなことをいう立場ではないですが、どちらも賞賛されるべきです。

 

今回は前提条件として、社会>地方という位置関係で定義したので、このような論じ方となりましたが、本来は「社会=地方」です。

話が抽象的だったため、疑問や不信感をいただいた皆さんがいらっしゃいましたら、謝罪します。

 

 

今回は、あくまで一個人の見解ではありますが、ぜひこの学生の地理的関係がもたらす関係性について、皆様からもご意見をいただけると嬉しいです。

 

 

長文駄文失礼しました!

 

ちなみに過去、地方就活生である身としてこんな記事も書いたりしてました。

www.iyonorevolutionist.com

よかったら読んでみてください!

 

ではでは!

 

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