短命な秋に想いを馳せて
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秋ですね。
僕は日本の持つ「四季」の中で、秋が一番大好きです。
新緑が芽生え、連日続いた夏の厳しい日差しを絶えぬき、気づけばその自然の強者どもが白い薄化粧に身を包む四季。
その過程の中で、何色にも姿を変える「秋」という季節が僕は大好きです。
ですが悲しいことに、最近の秋はとても短命です。
旧暦では、秋は7月~9月を指します。
7月(文月:ふみづき)
はるか昔は七夕に文を詠んだことが由来しているといわれており、
8月(葉月:はづき)
落ち葉が舞い散る儚さを名残惜しみ、
9月(長月:ながつき)
夜が長くなる
これが旧暦の「秋」の定義ともいわれています。
しかし近年は、8月9月でも厳しい残暑が続き、気づけば冬の寒さに身を震わせ、はやく春が来てほしいと願うようになってしまいました。
幼少期、祖父母と一緒に近所の公園で数多の落ち葉を拾い、空を見上げると紅葉した木々の色鮮やかさに心奪われていた瞬間は、今では少なくなったように感じます。
それは、世界の気候問題のせいでしょうか?
異常気象のせいでしょうか?
それとも僕自身が気づかぬ間に歳をとってしまったからでしょうか?
ふと空を見上げる瞬間が、余裕が少なくなってしまったのでしょうか?
最近は、手のひらサイズのディスプレイに視線を奪われているか、ふと空を見上げてもコンクリートの壁ばかりが目に付くようになりました。
『見わたせば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ』
- 藤原定家 -
今日は外に出て、秋の夜空でも眺めてみようかな。
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