高知県の「龍河洞」がすごく神秘的だった件。
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お盆も終わりましたね。
帰省をしたり、家族で旅行へ出かけたり、学校の旧友と久しぶりに再開したりと。
皆さんはどんなお盆を過ごしましたか?
さて、今年のお盆最終日。
僕は家族で、お隣の高知県に家族旅行に出かけました。
僕たちの今回の一番のメインスポットは、高知県が誇る「日本三大鍾乳洞」の一つである「龍河洞」。
国指定史蹟天然記念物にも指定されており、毎年多くが訪れるとのことでした。
龍河洞のエントランスへ向かうエスカレーターの先。
透き通るような水が、しぶきを上げて上流より流れてきていました。
マイナスイオンがすごい。
エスカレーターを登って少し歩くと龍河洞の入り口へ。
ここでチケットを購入。大人は1,100円。
「ちょっと高いな」と思ったりしましたが(笑)、「1億7,500万年という歳月と自然の芸術」という言葉に心踊らせ、いざ龍河洞へイン。
美しくも過酷な道中。
神秘の宮殿「龍河洞」
まず龍河洞へ入って最初に抱いた感情が、「とても涼しい」。
内部の温度は18℃ということもあり、半袖で訪れると少し肌寒さを感じたほどでした。
龍河洞内は、驚くほどの無音。
「ピチョン。ピチョン」
滴った水滴の音だけが洞内で響き、一瞬で別世界にきたような感覚に陥ります。
そして視界に飛び込んでくる、神秘の光景の数々。
何千、何万年という歳月を経て生み出された神秘の光景に息を飲む。
洞内の何万年という歳月の中で、偶発的に発生した神秘の滝。
不純物の全く入っていない、透き通った水がとても印象的でした。
一五万年という歳月を経て。
神が宿る鍾乳石柱「天降石」
そんな美しい洞内の光景の中で最も圧巻だったのが、こちらの「天降石」
なんと十五万年の歳月を経て、現在の形になったとのこと。
石柱の表面に光る水滴の1滴1滴が、現在の程を成すまでの軌跡だと考えると、自然への畏敬の念と、圧倒的な造形美の前に言葉を失ってしまいました。
高さは約11m。
鍾乳石が1㎝伸びるのに約100年かかると言われていることから、非常に長い歴史を経て作り出された造形美であることが伺えます。
この天降石の他にも、何万年という歳月を経て形成された石柱が多く存在していました。
ぜひ皆さんも、龍河洞を訪れる際は説明書きを注意して読んで見てほしいです…!
そして、この龍河洞。
注意してほしい点が、実はいくつかあります。
まずはこちらの写真を見てください。
これは洞内の通路の一部分。
そうです、龍河洞内の通路はとにかく
「暗い、狭い、そして低い」ということが大きな特徴です。
細身の僕でさえ、通り抜けるのがやっとというポイントが何箇所もあり、加えて通路の天井も低い。
腰をかがめて進みながらも、何度も頭をぶつけました(笑)
そして暗く、水滴で湿った通路はとても滑りやすく、30分ほどの道のりでしたが注意して進まないといけないポイントが、それはもう鬼のようにありました。
ぜひ観光で訪れる際は、滑りにくい靴と動きやすい服装で訪れることをお勧めします。
そしてお腹周りが気になる方。
途中で通り抜けできないポイントにぶつかるかもしれないのでお腹周りを引き締めていくこともお勧めします…(本当に道幅狭いです!)。
最後に
今回は、高知県が誇る日本三大鍾乳洞の一つ、「龍河洞」をご紹介しました。
※同じ四国繋がりということで、愛媛県に関する記事はこちらから!⏬
高知県は坂本龍馬像のある「桂浜海浜公園」や、新鮮な鰹のタタキを堪能できる「ひろめ市場」など観光スポットが点在しています。
そうした場所からは少し車を走らせることになりますが、日本が誇る天然記念物のために足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんよ!
ではでは〜!