サッカー海外組を心の底から尊敬する件について。
スポンサーリンク
皆さんはサッカーは好きですか?
今年はW杯で日本が大健闘したこともあり、多くのサッカーファンがテレビの前に釘付けになっていたのではないでしょうか。
※W杯中に書いていた記事です⏬
サポーターの中には、普段サッカーを観ない日本人の方も「今回はW杯だから」と観戦し、その後日本サッカーのファンになった方もいらっしゃったりしたかもしれませんね🇯🇵
今回はそんな日本サッカーの中から、いわゆる「海外組」と呼ばれるサムライブルーの選手たちについて思うことを書いてみようかなと思ったりしています。
そもそも海外組とは?
海外組とは、日本でのキャリアを経た後(直で海外に行く選手もいますが)海外のクラブチームでプレーをしている日本人選手のことをさします。
※下記のサイトに、現在の海外組の情報一覧が載っていますので参考までに!
サイトをご覧になられた方はわかったと思うんですが、本当に多くの国と地域で日本人選手が活躍していますよね!
しかし、ここでこんな疑問を抱かれた方はいませんか?
「海外での生活や、選手とのコミュニケーションはどうしているのだろう?」
日本でプレーすることと違い、言語や文化の壁も異なります。
それだけでもかなりのディスアドバンテージだと思うのですが、特にプレーの面で僕が海外組の選手について、本当に心から尊敬する点を今回は書いてみようと思います。
「言葉よりも、プレーで証明する」ということ
僕は代表選手でもなければ、海外組でもないので彼らの感じるリアルな葛藤や選手間のコミュニケーションのリアルはわかりません。
ですが、僕も彼らの感情がほんの少しだけですが理解できるかもしれないと感じた瞬間がありました。
あくまで僕の原体験ベースにはなりますが、昨年僕はアメリカで働いていた時、縁あってフランス人チームとモロッコ人チームでサッカーをプレイする機会がありました。
どちらのチームにも日本人1人だけで潜入し、彼らと一緒にプレーしてみて思ったことは、「言語よりも、プレーで証明しろ」ということでした。
僕は13年間サッカーをやっていた過去もあり、突然彼らのチームに飛び込んでもある程度は一緒にプレーできました。
しかし如何せん、言葉がまるで通じない。
フランス人はフランス語、モロッコ人はアラビア語でそれぞれコミュニケーションをとっていました。
早速英語でコンタクトを取ろうとするも、見事に無視され(笑)、関係ないと言わんばかりに彼らの母国語が飛び交っていました。
「せめて名前くらいは」と教えてもらいましたが、彼らから僕の名前を尋ねらることはありませんでした。
そしていざ試合が始まってみると。
フランス人チームでプレーした際はとにかくボディコンタクトが激しく、友人同士の有志のチームでの試合にもかかわらず、鼻の骨を折って退場していく選手もいました…
モロッコ人チームも、そこまでコンタクトは激しくありませんでしたがプロ並みにうまい選手が何人もいました。
そんな環境下、僕はGKとして必死で飛んでくるシュートを止めていました。笑
いや正確には、言葉が通じないのでもう必死にサッカーをプレーすることに集中してました。
そして試合後。
「君の名前はなんて言うんだい?また次も一緒にプレーしよう」
なんと、試合前あんなに僕に関心のなかった両国の選手たちが、試合後自ら僕に、しかも英語で話しかけにきてくれました。
正直めちゃくちゃ嬉しかったのを、今でも鮮明に覚えています。
スポーツは国を超えると言うこと
僕の原体験は、別にプロでプレーしていると言うわけでもなく、あくまで趣味の一環でのお話でした。
きっと間違いなく、プロで活躍されている選手の方はもっとたくさんの苦悩やハンデを抱えていると思っています。
だからこそ、海外組の選手が移籍先の各国のチームでスタメンを張ったり、得点をキマたりすると心の底から興奮しますし、得点後チームメイトと抱き合っているシーンをみると本当に尊敬の念が絶えません。
これはサッカーのみならず、多くのスポーツが共通してもつ感動の瞬間の一つだと思います。
W杯は終わってしまいましたが、先日ヨーロッパリーグもシーズンが開幕し、世界中のサッカーファンが熱狂する新たな舞台が整いました。
これからの海外組のシーズンも、引き続きチェックして応援したいと思います!
ガンバレっ!日本!🇯🇵