DeNAの南場会長のセッションを聞きに言ったお話。
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お久しぶりのブログ更新。
月末月初って何かと忙しくなりません?
ってことでブログサボってましたすいません。
最近めっちゃ暑いですよね…
もう東京は梅雨が明けたらしく、いよいよ平成最後の夏が始まりましたね。
平成最後の夏…
それはそうと、
⇩先日こんなイベントに行ってきました⇩
「社会人お断り。」
僕のブログを読んでくださっている方々の中で、もし社会人の方がいらっしゃって不快な気持ちにさせてしまったいたら申し訳ない…!
そう、社会人は参加できない。
学生限定のクローズドなイベントに、先日僕は参加してきました。
ちなみに、学生ならびに社会人の皆さんは、"News Picks"というアプリはインストールしてますか?
ざっくりいうと、「ニュースアプリ」です。
僕はまだ学生なので、月額500円で利用しています。
毎日最新のニュースが届くので、朝の20分間はこのアプリを毎日漁っています。笑
今回は、このアプリをインストールしている学生が優先的にイベントに参加できるということで、千代田区にある会場まで足を運びました。
会場は一橋大学。
「頭のいい大学だ」くらいの情報は僕も持っていたので、緊張感をもって会場に向かいました…
このイベントの対象は、「グローバルなキャリアを描きたい学生」
各界の著名人の方々や、協賛企業の若手社員との交流を通して、これからの自分のキャリアへのヒントを得るイベントなのかなと思っていました。
僕がこのイベントに参加した1番の理由は、DeNAの南場智子会長のセッションを聞きたかったから。
※DeNA/南場会長に関しては、各自調べてみてね!
「不格好経営:チームDeNAの挑戦」という本も出版されているので、是非読んでみることをお勧めします!
そして幸運にも当選し、直接南場会長のセッションを聞くチャンスを得ました。
会場は満席。
多くの参加学生が、ノートやPCを開いて登場を待ち構えていました。
そして南場会長のご登壇。
最初は現在のDeNAの注力事業である、ヘルスケア事業についてのご紹介。
その後は、これからキャリアを描いていく学生へのセッション。
テーマは、「呼ばれない人」から「呼ばれる人」になるにはどうすればいいか?
「呼ばれない人」ってなんやねん?って思いながら聞いていたのですが、DeNAで最年少マネージャーを経験された某氏の成功・失敗談をベースにされたお話でした。
ところでみなさんは、自分の上司や先輩が年下だった時どう思いますか?
チームでプロジェクトを進める時や、学生なら部活動などで、自分より年下の人間がリーダーシップを発揮してチームを牽引していたらどう思いますか?
素直にかっこいいな、俺も私も負けてられねえって思いますか?
それとも、「あいつ年下のくせに生意気だな」って思いますか?
僕はどちらの感情も間違っているとは思いません。
自分より年下で、全国や世界レベルで活躍している人は日本に五万といます。
純粋にそう言う人を見ると尊敬しますし、めっちゃ刺激になります。
一方で、体育会系の部活出身の人とかだと「先輩絶対主義」みたいな環境で学生生活を送ってきた人も多いはずです。
そんな人たちからすると、チームで年下の仮に自分より格段に能力が高いとしても、後輩に指図されるとムカつくこともあるかもしれません。
でも、年齢ってそんなに大切かなってことを僕は書きたいです。
DeNAの南場さんのお話に戻ります。
最年少マネージャーを経験された某氏は、そんな年齢が生み出す先輩後輩という葛藤と懸命に戦った方でした。
バックグラウンドをまとめると、
・某氏が新卒ながら、めちゃくちゃ結果出して新人で唯一中途採用の面々からなるプロジェクトチームにアサインされる。
・しかもいきなり、新人にも関わらず、その中途チームのプロジェクトリーダーに任命される。
・中途メンバーも日本の名だたる大企業で結果を残してきたメンバーであり、実績も十分。
こんな感じ。
結論から言うと、この新人リーダーは結果的に最強の新人になります。
でも途中、日本特有の「自分より年下で新人のくせに、中途の自分に指図するなよ」状態に追い込まれました。
果たしてこの状況をどう乗り越えたのか?
長くなるのでここは簡潔に。
「結果を出し続けた」
これです。
そりゃ、上司からしたら、突然入ってきた新人にリーダーの立場に座られいきなり指図されるといい気にもなりませんよね。
でもその新人が、自分より常に結果を出し続けていた場合はどうでしょう?
この某氏は、一度はメンバー全員が自分のマネジメントに不満を持ってチームから離れかけながらも、その離れたメンバーの仕事も全部自分がカバーしてひたすら売上を作っていたのです。
南場さんの話によると、その某氏は日に日に顔色も悪くなっていたそうです。
しかし某氏は、たとえメンバーが離れかけていてもチームとして「結果」を出すと言うことにリーダーとして全力投球していました。
本気で頑張る姿、諦めない姿は人の心を動かします。
その後、離れていったメンバーは1人、また1人と某氏の元に戻りプロジェクトチームはその後より結束を強めていったとのこと。
その後の某氏は、ご想像の通り。
複数のプロジェクトを担当し、そのほとんどでマネージャークラスのポジションを兼任するようになる。
いち営業マンとして、DeNAに新卒入社した某氏は、営業マンとして誰よりも成果をあげ、不慣れなリーダーというポジションで先輩社員の心を失いかけても1人結果にコミットし続けチームを立て直し、最終的にはチームDeNAにとってなくてはならない存在となった。
改めて、「呼ばれない」人ってどういう人だと思いますか?
これは、結果を出せない人ではありません。
たとえば新卒社員であれば「これから結果を出すことを期待されている」段階だと僕は考えています。
つまり、まだまだ能力値として未知数の段階です。
ここでしっかり結果を出して初めて、次のステップへの挑戦権を獲得できる「呼ばれる人材」へとレベルアップします。
つまるところ、結果にどれだけこだわれるかということです。
日本では、年功序列制度が古くから根付いています。
でも、この制度は世界的に見てもかなり珍しいです。
たとえばアメリカでは、新卒でもエンジニアで1000万円を超える求人はザラにあります。
つまり、能力のある、結果の出せる人間には最初から大きな期待値と報酬が準備されています。
日本だと一般の会社員で年収1000万円を超えるには、それなりの勤続年数を求められる現場にあります。
これは、日本特有の「新卒一括採用」の風潮も関与しているとは思います。
お金の話を一例に出しましたが、これからは年齢ではありません。
日本人はよく相手の年齢を聞いたりしますが、海外で1年間働いていて年齢を聞かれた瞬間はお酒を飲むときに年齢確認をされた以外ありません。
もちろん、年配の方を敬うことはとても大切です。
それが、日本の古くからの伝統であり、慮る文化でもあると思います。
でも、いつもそういう立ち振る舞いをする必要はないと思います。
結果を出し続ける、常に貪欲になる。
僕が南場社長のお話から受け取った所感はこんな感じ。
深夜なのでつらつらと脈絡もない文章を書いてしまいました…
今日も深夜2時。
そろそろ始まるW杯でも観ようかな。