20卒の就活生のリアルとこれからの「就活新時代」の到来について。
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先日、経団連の中西会長が、「2021年卒の学生から就活のルールを完全に廃止する」という宣言をしました。
世間を騒がせたこちらのニュース、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?
この方針に対して、各界から様々な意見が飛び交っていますが、僕としては良くも悪くも現在の就活生の在り方についてスポットが当てられることは、とってもポジティブに捉えていいのではと考えています。
そんな今回は、直近の就活生にあたる「20卒のリアルな就活事情」について、NewsPicksより面白い記事が出ていたのでご紹介したいと思います✏️📖
10月時点で就活開始の学生が6割越え!?
20卒NPユーザーの、「リアルな就活事情」にせまる。
今回参考にしたのはこちらの記事です⬇️
まず、今まさに就活戦線にいる学生の中には知っている人も多くいるかもしれませんが、日本の企業の多くが現行の就活ルールを守っていないのが現状です。
その数字がこちら。
なんと実に6割強以上の企業が、経団連が定めた就活のルールを守らず、学生の獲得に躍起になっています。
これでは、経団連が形骸化している仕組みを撤廃してしまおうという動きにも納得ができますね。
それでは、こうした企業の先制リーチの掛け合いに対して、20卒の学生の就活事情はどのような感じなのでしょうか?
このアンケート結果は、NewsPicksユーザー限定となっていますが、実に64%もの20卒の学生が10月地点で既に就職活動を開始しています。
一般の大学生のこの時期の平均値が、3割程度であると考えると、いかにNPユーザーの動き出しの速さ、情報感度が高いがよくわかる数値です。
実際どんな企業が人気があるのか?
そんな20卒のNPユーザーの、人気の業者ランキングがこちら⬇️
広告・マスコミの人気は根強いものがありながらも、メーカー人気の高まりも感じることができます。
商社やコンサル人気は依然として高い水準で推移していますね。
学生有利の「売り手市場」っていうけど、実際のところどうなの?
今、新聞やメディアでは、「空前の売り手市場」などと学生優位な就活マーケットと言われています。
しかし、実際のところ数字で追ってみるとこんなデータが出ていました。
なんと、従業員5000年以上のいわゆる「大手企業」と呼ばれる業種の有効求人倍率は年々減少傾向にあり、19卒ではなんと0.37倍という数字でした。
これは一人当たり、大手企業からは0.37社からしか内定がもらえないと言う事です。
売り手市場とはいえ、大手から内定をもらうことは年々狭き門へと推移してきています。
一方で、最近は、「裁量権のある企業で仕事がしたい!」「若いうちから、プロジェクトを担当したい」などの声が学生から頻繁に挙がるようになっています。
こうした声を受け、スタートアップや設立後まもないベンチャー企業などでの採用が早期化しています。
この影響からか、大手企業の有効求人倍率が低下する一方で、19卒の300人未満の企業の有効求人倍率はなんと9.91倍という数値を記録しています。
またこんなデータも。
現在の大学3年生(院1年生)の段階での内定取得率です。
実に9%の学生が既に内定持ちという状況。
めちゃくちゃ焦る必要もないとは思いますが、やっぱりこれからの就活に向けてと考えると、早期に準備はしたいものですね。
これからの就活に向けて
でもいざとなると、就活の準備と言われても難しい…
そんな人には、こちらがとっても参考になるかも⬇️
ズバリ…
- 自分史の振りかえり
- 情報収集
やっぱりどこの企業の面接を受けても、エントリーシートを書くときも必要になるのが「これまでの自身の活動について」。
加えて、「その企業にどうして行きたいのか?」「そこで何がしたいのかという意思を示す」ということ。
時系列通りに細かく自分自身を1つずつ振り返る時間も、これから始めればまだまだ間に合う。
後悔のない就職活動をするためにも、21卒の就活マーケットの改革の余波を受けないためにも、こうした情報収集と、「直接は見えない」周りの学生の立ち位置を把握しておくことも大切かなって僕は思います。
最後に情報収集という面で、こんな就活メディアのご紹介⇩
月間100万PVを誇る、10万人以上の学生が登録している就活のメディアサイト。
延べ1,000社を超える企業のESを通過した先輩のエピソードや、リアルな選考エピソードなどがまとめられています。
早期の就活情報収集の参考にも、是非使ってみてくださいね!
今日はそんなお話。
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