夕立に笑われて

日頃の気づきをつらつらと。

「自分が何をやりたいのかわからない」、そんな時。

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1月も早いもので一週間が過ぎました。

こうして毎年毎年、時の過ぎる速さの体感が加速度的に増していくのかなと思うと、1日1日の大切さを噛みしめながら生きたいと強く願います。

 

 

さて、年も明け20卒の就活マーケットも、これからウインターインターン会社説明会、OBOG訪問や本選考へと、忙しなくなってくるタイミングだと思います。

 

もしかしたら、すでに1社以上の内々定を獲得している人が20%くらいはいるかもしれませんね。

 

 

これから就活を控える皆さんは、どのように2019年を迎えましたか?

 

 

そんな中昨日、今年20卒の新卒として就活にのぞむ友人と将来のキャリア間についての話をしました。

 

久しぶりに、「新卒」という大きな市場について、いろいろなことを考えるきっかけになったので、せっかく早起きしたのもあるので思いついたことをつらつらと書いてみようと思います。

 

 

  • 「職種」や「業種」ってどうやって決めるの?
  • 「挫折した経験」とかって、そもそも大きな挫折経験やチャレンジをしてきていない自分って、何を話せばいいんだろう?

 

 

今回は、大きくこの「2つ」のテーマで書いてみようかなと思います。

 

 

 

 

  • 「職種」や「業種」ってどうやって決めるの?

 

これから就活にのぞむ皆さん、自分がファーストキャリアで会社を選ぶときにの基準として「業種」や「職種」は決まっていますか?

 

ちなみにここで言う「業種」は、メーカーや商社、IT通信、人材やコンサルのようなもの。

「職種」は、営業や企画、人事、経理、一般事務など多岐にわたるものです。

 

みなさんなら、はじめて就く仕事の職種や業種をどうやって決めますか?

 

 

「自分は企画に携わって、新しい製品やサービスを世に出したい!」

「自分は自社の素晴らしい製品を外部に発信して使ってもらえるような営業をしたい!」

「一緒に働ける仲間を見つける人事の仕事に携わりたい!」

 

 

いろんな考え方があると思います。

 

 

 

でも疑問に思うことはありませんか?

 

 

・どうやって、自分にあった業種や職種を、就職活動という短い期間の中で決められるのですか?

・例えば企画に携わりたいと考える場合、これまで自ら企画して運営・実行した経験はどれくらいありますか?

・皆さんの「こんな仕事やってみたい!」はいつからオモイを抱き、その原体験となったような経験はあったのですか?

 

 

なんだか性格の悪いやつみたいになってしまいました…すいません。

 

 

でもこれは、実際の、特に面接の場面では試験管から聞かれてもおかしくない質問だと思います。

 

過去の経験ベースや、強い、忘れられないきっかけがあるならまた話は別ですが、そのみなさんの「やってみたい!」は、就活のために用意した、「やってみたい!」ではありませんか?

 

僕たち20代前半の大学生にとって、就活に費やす時間は平均的には1年もないと思います。確かに人生が決まる1年といえるかもしれませんが、その選択に過去の20数年間の自分の意志は込められていますか?

本当にやりたいことが、実は他にありませんか?

 

 

僕がこれだけ言う理由は、僕自身がそのわずか1年足らずの選択を優先し、最初の選考で失敗したからです。

 

 

面接官はプロです。

つつかれればいくらでもボロが出てしまいます。

たとえそれがどんなに立派なストーリーに仕上がっていても、数か月間のみの感情で用意した答えに、本心を込めることはかなり難しいものではないかなと思います。

 

 

「彼の本心は、どこにあるのか?」

 

 

そう言われていたと、又聞きで聞かされました。

悔しかったし、無意識に繕っていた自分を恥ずかしくも感じました。

 

 

そして今、その時に「やりたい!」といっていた職種には、ほとんど情熱を持てていない自分にも驚いています。

 

 

 

「じゃあどうすればいいんだよ!」

 

 

 

そんな時にヒントにあるかなと思っているのが、「これまでに挫折した経験」です。

 

 

 

  • 「挫折した経験」とかって、そもそも大きな挫折経験やチャレンジをしてきていない自分って、何を話せばいいんだろう?

 

 

「あなたの挫折した経験はなんですか?」

 

 

ほんとに多くの面接の場面や、企業へのESでも書いたり聞かれたりする質問の一つだと思います。

 

みなさんなら何と答えますか?

 

特別、例えば事業を起こして成功したor失敗したとか、なにか部活動で成果を上げたorあげられなかった、とか大学生活に本気で何か1つのことに打ち込めた人には、この手の質問には強いと思います。

それだけ、多くの葛藤や障害を乗り越える経験が必ず背景にあるはずだからです。

 

 

でも、そうした人ってマクロ的にみればとってもマイノリティだと僕は思います。

 

 

一方で、「何を書いたらいいかわからない」という人も大多数いらっしゃると思います。

「挫折っていうほど、大きな経験してこなかったなぁ」という人もいると思います。

 

 

そうした「これまでの経験」を振り返った時にパッと浮かばないとき、皆さんならどうしますか?

 

これは、特に就職活動が本格化する前に解決していくといいかなと考えていることですが、とにかく「人と話してみる」ことが一番の特効薬にあると考えています。

 

 

きっと、大きな成功・失敗経験がある人は、それを糧に

 

「こんな仕事についてチャレンジしたいです!なぜなら○○の経験から、自分にはこれができる、反対にここは苦手だと考えるからです」

 

と話せるかと思います。

 

 

 

でもそうじゃない場合。

自分が「何者」であるかがわからないとき、これはもうとにかく人と会いまくって客観的なコメントを仰ぐことが大切な気がします。

 

 

「就職という壁にぶつかって、自分がしたいことがわからない」

これはいわば、現在進行形の就活挫折なるものかもしれません。

 

 

そんな時は、とにかく人と話してみるのがいいかもしれません。

 

 

「自分ってどんな人間だと思う?」

 

 

この質問だけでも、付き合いの長さや趣味嗜好の合う・合わないで回答はやまほどあります。

 

これは別に、挫折した経験以外にも、自分が実は頑張っていたことやうまくいかなかったことの発見にもつながると思います。

 

 

「自分はこんな人間だと思うんだけど、他の人からは○○タイプの人間といわれたりもする。だから、友人とかには△△の職種が向いてるんじゃないかといわれるんだけど、どう思う?」

 

こんなふんわりした会話でもいいと思います。

これも大切な、「自己分析」の一つです。

 

一番選択は、自分が「何者」かわからず、やりたいこともわからず、一人で抱え込んでしまうことです。

 

 

何を話せばいいかわからないなら、まずはじっくり自分という人間と向き合ってみるべきだと思います。

寝る前の10分間や、移動中の交通機関の間だけでもかまいません。

 

 

 

そうすればきっと、ぼんやりとでも自分のやりたいことが見えてくるんじゃないかなと思います。

 

あとから辛くなってくるのは、「この企業に入りたいから、募集している職種に自分を合わせて物語をとりあえず作ってみよう」という発想です。

 

完全に間違いではありません。

ですが、面接官というプロが見たとき、その「とりあえず」は、もしかしたら見透かされているかもしれません。

 

 

 

みなさんがこれから就職したいと考えている企業に、自らの「意志」はどこにありますか?

 

「なぜ」その企業でないと自分の力は発揮されないとおもいますか?

競合他社ではどうですか?

 

もしやりたいことが不明瞭な場合でも、自分の「本当にやりたいこと」が、その企業に就職して見つかると思いますか?

 

 

 

最後は疑問を投げるだけになってしまいましたが、気づけば3000文字を超えてしまっていたので、今回はこのあたりで。

 

つらつらと駄文を失礼いたしました。

 

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