たばこ税の値上げに対して思うこと。
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10月に入りましたね。
そして10月といえば、1日よりたばこ税が適用され各銘柄の値上げが実行されました。
ちなみに僕はたばこは全くすいません。
そんな僕がどうしてたばこ税の話をしたいと思ったかと言うと。
昨日の愛媛新聞の「地軸」の記事にふと目が止まったからです。
それがこちら。
たばこの代表的な銘柄という「セブンスター」は一箱500円になったんだとか…
高いのか安いのか僕にはよくわかりませんが、きっと愛煙家の方には痛い出費になるのかなとか勝手に思ったりしてます。
最近、飲食店でも禁煙の動きを進める店舗が多くなってきたような気がします。
たしかにこの動きも、きっと喫煙家の皆さんには肩身の狭い思いをさせているかもしれません。
しかし、僕が今回論じたいことは、この最近増えている喫煙可能な店舗や飲食店が減ってきている現象についてです。
そしてはじめに断っておくとすると、僕は喫煙可能な飲食店を増やせと言いたいわけでもありません、なぜなら増やしてもたばこを吸わない僕には何のメリットもないからです。
たしかに、この愛媛新聞の記事によると、「喫煙可能なお店を6割の人が避けようとする傾向がある」という調査結果があります。
特に女性にその傾向が強いのだとか。
この傾向を見て、飲食店の皆さんが禁煙ないし分煙の動きにシフトする傾向も確かにわかります。
喫煙可能だと取り込めなかった新規のお客さんが、ひょっとしたら禁煙にすることで入ってきてくれるかもしれません。
でもここで一度立ち止まって考えたいことは、愛煙家の常連の皆さんと、たばこを吸わない新規顧客の獲得と、どっちを優先したいかと言うことです。
たしかにどの飲食店も新規のお客さんが来てくれると嬉しいだろうし、そのため施策なら禁煙対応も1つの手だと思います。
しかし、安易に「よし禁煙だ」という動きに便乗して愛煙家の方の足を遠のけては、一度得たお店への信頼の損失にもつながりかねないかもしれません(極端ですが)
そして、仮に禁煙の選択をとったとしても、その時に去った常連のお客さんを「禁煙にしたら来なくなったな、あの客」などとお客さんのせいにもしないでほしいなと思います。
もし、本当においしいお店だったらたとえ禁煙化の方向にシフトしてもお客さんの足は遠のかないはずです。
「ひょっとしたらあの人はうちの店にたばこを吸いに来ていただけなのか?」という視点もあるとなお良いかもしれんせんね。
そして、冒頭でも書きましたが僕はたばこは吸いません。
タバコを吸わない方々からすると煙たがられる存在ではありますが、それでも愛煙家の方にとっては欠かせない存在であることも確かだと思います。
(僕はたばこを吸っている人がいても全然平気ではありますが。)
ぜひ、今回のたばこ税の値上げを契機に愛煙家の方、飲食店の方にとってもたばこの在り方について考える時間になればいいなと思ったりしました。